ホンダ出荷数世界一!クルマ・バイクではなく小型ジェットで!

ホンダ(本田技研工業)がジェット機を作っているってご存知でしたか?

なんと2017年上半期(1月から6月)において、世界最多出荷数を達成、世界一となりました。

2017年上半期の出荷は24機で、小型ビジネスジェットというカテゴリでは世界一の出荷台数でした。2017年8月の時点で受注数は100機を超え、下半期はさらに出荷台数が増える予定です。

月産4機の生産体制を7機にまで引き上げ、さらに出荷台数を増やそうとしています。

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ホンダジェットの特徴

小型ジェット機のカテゴリでは後発メーカーなのに、なぜこれだけ売れているのでしょうか?

まずは特徴をみてみましょう!

出典:Twitter

普通小型ジェット機のエンジンは胴体の後ろに取り付けられるのが一般的ですが、ホンダは上の画像の通り、主翼の上に取り付けています。

デザインが独特ですよね。でもデザインだけじゃなく、この特徴から、様々な差別化が生まれています。


出典:Twitter

胴体側に必要だったエンジンをささえる構造が必要なくなり、従来機に比べ、機内を約20%広くし、居住性が高まりました。

また、構造上の違いとホンダの得意分野であるエンジンにより、速度を10%、燃費性能を20%も改善しています。

ユーザにとってはいいことづくめですよね。

先進機能搭載、高性能で俊敏な操縦性能から「空飛ぶスポーツカー」という異名もついているそうです。

続いてスペックを数字でみてみましょう。

最大乗員1名+乗客6名。機体の大きさは全長12.99m、翼幅が12.12m。

客室の広さは、高さ1.46m、幅1.52mです。乗ったことがないのでなんともいえませんが、意外に窮屈ですね。しかし、これでも居住性が高まったということであれば、人気があるのも頷けます。

Very Light Jetクラスとしては最高速度である 769 km/h を達成。マッハ0.6を超える速度です。最大航続距離は2,265kmで、ロンドン―ローマを給油なしで飛行できるそうです。

ちなみに1機いくらだと思いますか?490万ドル、約5億3,000万円です。ランニング費用はどれくらいかかるんでしょうね…
 

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ビジネスジェット機メーカー

ビジネスジェットといえばアメリカのセスナ・エアクラフト・カンパニー社が世界シェアの20数%を握っています。

「セスナ」といえばみなさんご存知ですよね?ビジネスジェト機への参入は1971年で、サイテーション・シリーズが主力製品です。

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エンジンが胴体後ろについている一般的なジェット機ですね。

以前は小型機世界3大メーカー(ビーチクラフト、パイパー)と呼ばれていましたが、現在、ビジネスジェットのカテゴリでみると・・・
・テキストロン(アメリカ) かつて軽飛行機で3大メーカーと呼ばれていたビーチクラフト社とセスナ社を買収
・ガルフストリーム・エアロスペース(アメリカ)
・ダッソー・ファルコン(フランス)
・パイパー・エアクラフト(アメリカ)  現在はブルネイ政府参加にあります

リーマンショック以降、メーカー再編が進んでいるようです。

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まとめ

三菱重工が小型ジェット機(リージョナルジェット)の分野でMRJ(Mitsubishi Regional Jet)の開発・製造に取り組んでいますが、苦労しています。


出典:Twitter

すでに受注していますが、設計変更などのトラブルに見舞われ、納入時期が2018年半ばから2020年半ばに延期されています。

また、この記事を書いている8月23日には試験飛行中の1機で左エンジンの一部が損傷していることがわかり、飛行を中止。今後の影響が心配ですね。

中小型飛行機といえば日本製、という時代が来ないかな。
そうなれば、旅行も楽しいでしょうね。

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