マクドナルドが東京オリンピック公式スポンサー撤退!理由は?影響は?

話題

東京オリンピックが2020年に開催されますね!
日本開催、とても楽しみです。

でも、日本の暑い夏に競技をするのは大変でしょうね。

特にマラソンは地獄じゃないでしょうか?ロンドン世界陸上を観てても大変そうでした。
開始時間を早めるなど対策されているようですが、涼しい東北や北海道開催のほうがよくないでしょうか??

ところで、オリンピックにはたくさんの企業がスポンサーになって、大会をPR、支援しているのをご存知でしょうか。
今回、マクドナルドが東京オリンピックの公式スポンサーから降り、話題になっていますね。

そもそも公式スポンサーって何なのでしょうか?
また、マクドナルドが降りた影響は大きいのでしょうか?

そのあたりを探ってみました!!

 

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公式スポーンサーって何?

スポンサーは大きく分けて3つのカテゴリーがあります。

1.ワールドワイドオリンピックパートナー 
2.ゴールドパートナー
3.オフィシャルパートナー

2,3は東京オリンピックで用意されたカテゴリーです。

スポンサーには次の知的財産権の使用が認められます。

・呼称の使用権
・マーク類の使用権
・商品/サービスのサプライ権
・大会関連グッズ等のプレミアム利用権
・大会会場におけるプロモーション
・関連素材の使用権

出典:https://tokyo2020.jp/jp/organising-committee/marketing/sponsorship/

ワールドワイドオリンピックパートナーは世界中で、それ以下のゴールド・オフィシャルパートナーは契約先のオリンピック協会の国内に限定されます。
JOCであれば日本国内のみ、ということになります。

また、ゴールドパートナーとオフィシャルパートナーでも若干違いがありますが、ここでは省略しますね。

ワールドワイドオリンピックパートナー

契約期間は10年で1業種1社と決められていて、狭き門です。
同業種がすでにスポンサーになっている場合はパートナーになることができません。
なかなか厳しいですね。

企業数は記事を書いている時点で13社です。
契約期間10年で、契約料が1,000億とも2,000億ともいわれています。
年間100-200億とは凄いですね。

大きな入れ替わりはほとんどないのですが、最近では、トヨタが2015年3月に、その後VISAが新規契約しました。

さすが世界の”トヨタ”です!

そんな中、1976年から41年にわたって継続してきたマクドナルドが契約を打ち切り、話題となりました!!

マクドナルドがスポンサーを降りたことで、ある”問題”が浮上しました。
その問題については…後ほど説明しますね。

 

ゴールドパートナー

JOCゴールドパートナーは、Tire1と呼ばれ、全15社です。

契約金は年間25-30億円といわれています。凄い数字ですが、ワールドワイドオリンピックパートナーに比べれば1/10くらいですね (^^;;

 

オフィシャルパートナー

JOCオフィシャルパートナーは28社。Tier2と呼ばれています。
こちらの契約金は年間20-25億円。若干ですが、ゴールドパートナーより少ないですね。

 

本来、ゴールド・オフィシャルパートナーも1業種1社のルールを撤廃し、広くパートナーを募り、早々に決まりました。

 

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マクドナルドがスポンサーを降りた影響は?

1976年から41年にもわたってスポンサーになってきた米マクドナルドが契約を辞めたのは、
契約金の高騰やマーケティングとしての一定の役割を果たしたから、といわれています。

業績が芳しくない、というのも理由のひとつといわれています。もっともらしい理由ですね。

まあ、世界中で認知されていますので、マーケティング的にも不要だと思うので妥当な判断ではないでしょうか。

しかし、スポンサーを降り、意外なところで影響がでています。
なんだと思いますか?

なんと、選手村で提供する食事 です。
選手村には軽食店舗を設置していますが、マクドナルドがスポンサーを撤退したため、代替案を考える必要がでてきました。

実はマクドナルドは選手村でも大人気で、なんと無料で提供されていたそうです。

さらに驚くことに、ブラジル・リオデジャネイロオリンピックでは、選手が食べ過ぎるので上限を設けたほどだったとのこと。

意外じゃないですか?アスリートはカラダ作りが重要なので、マクドナルドの食事はあまり食べないんじゃないかと勝手に思い込んでいました。

いつも長蛇の列のようですね~。
日本の選手も結構好きだそうですよ!

代わりをみつけないといけないのでJOCも大変ですね。

今後、過去出場経験のある選手たちにヒアリングし、マクドナルドに何を求めていたのかを調査するようです。

求めていたのはハンバーガー自体なのか、ポテトなのか、軽食形態なのか。または全世界にあり、慣れ親しんでいるからなのか。調べる必要がある。

確かに判断が難しいところです。

日本だから、と安易に「おにぎり」にする、というわけにはいかないようですね (^^;;

 

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まとめ

いかがでしたか?

何度もいいますが、マクドナルドが食べ放題だったなんて…
また、選手が食べすぎて上限を設けるほどだったとは。

「食品小売り」カテゴリーに新たなワールドワイドオリンピックパートナーが決まれば一挙に解決!ですが、そう簡単には行かないでしょうね。なんせ、10年契約1,000-2,000億ですから…

その場合はいったい何が提供されるんでしょう?

 

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