心が女性なら男でも入学?を日本女子大が検討。トランスジェンダー問題前進?

2017年3月19日の朝日新聞デジタルで、

体は男、心は女性」入学可能に? 日本女子大が検討へ

という記事が配信されました。

リアルの新聞にも一面に記事が載りましたので目にした方も多いかと思います。

日本の大学はアメリカの大学に比べて、取り組みが遅れていると言われています。
過去の記事を調べてみてもあまり見かけません。

2016年4月12日のFlagに以下の記事があります。

北九州市立大は2015年度、性同一性障害の学生の要望を受け「心の性」に沿って学生証などで通称名が使える制度を開始

ただ同大学の河嶋静代教授が14年に実施した241大学へのアンケートでは半数が「LGBTの学生から相談を受けた」と答えたが、健康診断やトイレの使用などで「配慮をしている」大学は26%にとどまった。

また、LGBTに詳しい川村学園女子大の内海崎貴子教授は「心と体の性が一致しない男性の入学を認めた女子大はないのでは」と話す。

出典:https://rainbowflag.jp/news/article/1575/

 やっと、「ココロとカラダのせいが一致しない男性の入学を検討する女子大が
出てきたということですね。

 この取り組みによって、トランスジェンダー問題が少しでも前進すればと思います。

 

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トランスジェンダーとは

 3月19日の朝日新聞デジタルの記事に「トランスジェンダー」の定義があります。

体と心の性が一致せず、自らの性に対し「違和」を持つ人。病院で「性同一性障害」の診断を受ける人もいる。レズビアン、ゲイ、バイセクシュアルとともに「LGBT」に含まれる。電通ダイバーシティ・ラボ(東京)が行った国内の成人約7万人を対象にした調査(15年)では、LGBTなど性的少数者に当たる人は全体の7・6%。トランスジェンダーは0・7%とされる。

 

トランスジェンダーと一緒にされる「LGBT」ですが、世間での認識は高くありません。
同じくFlagの2016年2月8日のニュースでアンケート結果が出ています。

株式会社レティピーが運営している「LGBTマーケティングラボ」がとったアンケートでは、約49%の人が「LGBT」という言葉を知らないとのこと。

なかなか世の中では認識されていないですね。

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 性同一障害との違いは?

「トランスジェンダー」=「性同一性障害」と思われがちですが、
両者は似ていますが同じではありません。

両者の違いを簡単にいうと、ココロとカラダの性別を一致させたいと願っているかどうか
という点にあります。

トランスジェンダーでも、自分のカラダの手術を望まない人もいますので、
トランスジェンダーは性同一障害より広義に使われています。

 

まとめ

検討のきっかけは2015年末、神奈川県に住む小学4年生の保護者からの問い合わせだった。この児童は戸籍上は男子だが、(省略)同大付属中の受験を希望していた。

 これを受け、同大は16年8月、付属の幼稚園、小・中・高校、大学の学部代表らで「LGBTに関する検討プロジェクトチーム」(座長・小山(おやま)聡子副学長)を設け、議論した。「多様な学生を受け入れるべきだ」という積極論の一方、「学生や生徒、保護者、教員の理解が浸透しているとはいえない」などの慎重論もあり、同年10月末、現段階では受け入れは難しいと結論づけた。

 だが同時に、まず大学で受け入れをめぐる検討を先行させることも決め、11月に保護者に伝えた。新年度に学内に会議を設け、すでにいる性的少数者の支援も含め、受け入れの可否を検討する。

出典:朝日新聞デジタル

きっかけはひとつの問い合わせだったようです。
その問い合わせに対して真摯に向き合い、検討を進めたとのこと。

受け入れるには具体的な要件が必要ですが、なかなか難しいです。
ぜひ他の大学へも広まり、活発な意見交換・検討をして欲しいですね。

「多様性」は世の中の流れだと思います。
個人としても「多様性」を受け入れられるか、難しいところです。

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